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昨年に引き続き、前期後期で募集を行い、各期の入選作品から選考委員による最終選考で受賞作を決定する方式でした。
応募総数は1231本! その中で頂点に立ったのは、お母さんがメインヒロインの新感覚ファミリーファンタジー!
設定から仰天ものですが、「冒険にお母さんが加わるだけでこんなに面白くなるのか!」と選考委員からもお墨付きの作品です!
金賞以下の受賞作4作品も、選考委員大興奮の力作揃い!
気になる作品がありましたら、是非是非チェックしてみて下さいね!
「ゲーム世界への転送きたあああ!!」ある日突然RPG世界へと飛ばされた、ネトゲ大好き高校生・大好真人は歓喜に打ち震えていた。意気揚々と冒険の第一歩を踏み出そうとしたその時——。「……へ?」目の前に佇むのは、お出かけ用のワンピースを着込んだ実母・真々子の姿だった。「マー君、これからお母さんと一緒にたくさん冒険しましょうね」伝説の剣(初期装備で二刀流)を手にした真々子が振るう一太刀は大地を薙ぎ、次なる一太刀は大海を断つ。一方、真人渾身の一閃は鳥さん一羽をやっつけるだけで精いっぱい。「これ何か違うだろ……絶対間違ってるだろ……」お母さん同伴で新たな伝説を刻む、“MMMMMORPG(ママの、ママによる、ママのための、ママと、息子が、大いに仲良くなるためのRPG)”ここに見参!!
受賞のご連絡をいただいた際、真っ先に出た言葉は「え゛……」でした。濁ってました。驚いたと言うより、やっちまった、みたいな。サーっと血の気が引く感じ。感謝感激欣喜雀躍するべき場面だったはずなんですけどね……これから大変なことになる……担当編集様をはじめとする知らない方々と顔を合わせたり、行ったことのない編集部へお邪魔させていただいたり……対人や外出が苦手な人間にとって厳しい状況がこれから続くかと思うと……うん。でも大丈夫。外出用の服と靴を買いに行けたから、この先もきっと大丈夫。そんな井中でございます。ありがとうございます。
とても面白かったです。良く出来たギャグファンタジーで、基本笑わせつつも締めるところは締める、という非常に完成度の高い物語だと思います。母親、主人公と、全てのキャラに好感が持てました。ただ、主人公の活躍の場が一切ないので……。「男気あるな」って一瞬だけでも思えるような部分があれば、なお良かったと思います。最後は全部お母さんが持って行っていいですから。
MMORPGものかよ、異世界転移ものかよ、などという不安を払拭できるだけの母の強さを感じました。お母さん視点のファンタジーが読めて非常に面白かったです。僕自身、親子ものに弱いので、だいぶやられちゃいました。ちゃんと流行りを捉えていますし、影響を受けた作品を自分なりの色で出せているのも○です。何より、安心して読み進めることができる作品って凄いと思いますね。
母親同伴の冒険譚という時点で面白いです。アイディアの勝利。MMORPGのパロディとして、高い水準にあると思います。キャラクターもお母さんを始めとして個性的でした。とにかく序盤がすごく面白いんです! 中盤以降にやや唐突な設定が出てくるので、そこにもう一工夫ができると、さらに面白くなると思います。この部分だけ改善できれば、文句なしの作品です!
異世界にお母さんを連れて行くだけでこんなに面白くなるのか、と感じました。もう一人のヒロインや主人公を差し置いて、とにかくお母さんが出てくるんですよね。そこが新鮮であり、きちんと面白さに繋がっていると思います。確かにお母さんヒロインって「どうなの?」という部分はありますが、完成度と併せて、今の異世界召喚ものにおけるひとつのカウンターパンチとして投げかけられると思っています。
高二の夏休みが明けた最初の登校日。篠山マサキは、見知らぬ少女が教室で会話する姿に目を留める。「誰だあれ、転入生か?」「はぁ? 一緒に入学した同級生だろ」誰に尋ねようとも、同じ回答が繰り返される。この教室、この学校では、成績優秀・品行方正な“彼女”の存在を、マサキ以外の全員が当然のように受け入れていた。自分だけが記憶を持たない“風間ハルカ”を調べ始めたマサキは、ひょんなことから、ハルカがどぎつい本性を隠した猫被り女だと知ってしまう。「ちょっと質問があるんだが」「どうぞ、そこの豚野郎さん」「………」全てのきっかけは、ポストに投函した8年前の葉書──。出会うはずの無かった “少年”と“彼女”の邂逅が、二人の日常を変え始める。
受賞の連絡を受けたとき、嬉しさと安堵、そして良くもここまで来られたものだと自分自身に驚きました。なにせ、読書も作文も嫌いというマイナス地点から始めたものでして。続けて感謝の言葉を。金賞+審査員特別賞のW受賞という評価をしてくださった選考委員の方々や、最終選考までこの作品を選んでくださった編集部の方々には感謝してもしきれません。そのご期待を裏切らぬよう精進して参りたいと思います。
ライトノベルではないですが、非常に良く出来たラブストーリーだと思います。特に最後のエンディングへの落とし方は、この手の作品に多いご都合主義にはならず、きちんと作内ルールに沿う理屈があったので納得性が高かったです。ただ、中盤である程度真相の察しが付く状況にもかかわらず、主人公だけが気づいていないので、ここを改善できると、より共感性の高い物語になると思います。
よく練り込まれた王道青春SFとして、大変楽しめました。ヒロインの設定がとてもうまいです。最初はイヤな奴なんですが、システムがわかってくると、逆に応援したくなってくるんです。何よりもすごいのは、普遍性の高さ。10年後に誰が読んでも面白いと思います。才能の発掘という意味でも、将来が非常に楽しみな作家さんです。実写化できそうな物語を書ける人は貴重ですよ。
好きですこれ。夏休みに公開されるような感じで映画化して欲しいです。話が盛り上がるまでやや時間がかかりますが、反面、バラバラに起こっていたイベントが、最後に畳みかけるようにひとつへ収束していくのは快感でした。ヒロインを救う為に奔走する展開も、王道で熱いですね。単巻として考えた場合、今回の応募作の中で、一番面白かったかもしれません。
突然だけど、俺、桃山太郎が所属するサブカルチャー研究部・通称オルタナティ部は廃部の危機に瀕していた。廃部回避には、何よりも実績。それには次の文化祭ステージに立ってくれる、学園のスーパーアイドルの存在が必要で──「キミをプロデュースさせてくれ……ッ」金髪ハーフで帰国子女、さらにはオッドアイという姫要素満載の同級生サリュ=ニコルソンを前に、俺は、劇的な告白をした。彼女ならやってくれる。そう信じて──「目立つくらいなら舌を噛んで死んだほうがマシですぅ……!」「大丈夫だ! 1か月後にはお前のパンツをプレミア付くようにしてやるから安心してくれ!」「そういう問題じゃないですよぉ!?」ってことで、すべてはサリュのパンツ(頑張り)にかかってます。
5歳の頃、「将来の夢はサラリーマン」と発表し、父兄を凍らせた自分が小説家になるなんて全くの予想外です。ましてや、きっかけとなった葵せきな先生に審査してもらえるとも。人生は予想外の連続ですね。ですが、今後は間違いなく刺激的な人生を送れそうです。良い意味で予想外な人生を楽しむためにも、相応の苦労をしながらも頑張っていきます。よろしくどうぞ! 最後となりますが、選考してくださった審査員の皆様、心より御礼申し上げます。
個人的な好みで言えば、今回の応募作の中で一番好きというレベルで面白かったです。ラブコメ・青春小説として秀逸な作品だと思います。特に無駄な要素がなく、二名のヒロインと主人公の葛藤や解決を描き切れているのは素晴らしいと思います。ですので、出来れば主人公はどちらを選ぶのか決断しても良かったかと思います。非常に今の学生に近い目線の小説で、私には書けない作品ですね。
王道青春ものとして、かなり良い作品でした。ストーリー自体のオチはわかってしまうんですけど、キャラクターが生き生きとしていて、最後まで引っ張ってくれます。笑える文章を書けるというのは、ひとつの才能だと思います。パロディネタは面白かったのですが、話の根本に絡んでいるパロディもあるので、せめてストーリーの核心部分はオリジナリティを出せると良かったと思います。
パロディ・メタが多く入っていますが、ヒロインの可愛さ、バカバカしい連中が集まったときの青春感が、「実際にあったんだろうな」という空気の中で描かれており、非常に同時代性を感じます。ファンタジア文庫の「冴えカノ」、「オタリア」とは異なる方向性の「ヒロインプロデュースもの」で、今回応募された中では、一番「ラブコメ」をしていた作品でした。
世界中が熱狂するバトル競技、スピリットクラッシュ。その名門校に入学した夢見がちな少年・ルークは、学園での「主人公デビュー」を信じていたのだが……待っていたのは無様な敗北と周囲の嘲笑だった。自分が底辺の人間と思い知らされた時、ルークは一人の少女(とジジイ)に出会う。「ついてきな、キミを最強にしてやる」「孫に色目使ってんじゃねぇぞ? クソガキ」──こうして彼の最強ロードが始まった!? 彼女とジジイに導かれる狂気のバトルファンタジー!!
まず、選考委員の皆様と編集部の皆様に、厚く御礼申し上げます。……さて。夢は必ず叶う、などという残酷な言葉に縋りながら、四年の投稿生活を送って参りました。長編にして四〇本分は書いたでしょうか。それでようやっとスタートラインに立てたというのだから、自分の才能のなさを痛感します。しかし、こんな才能のない自分でも、採用したいと思ってくださる方がいらっしゃるという現実。少しだけ、現実が神ゲーに感じるようになりました。今後もハードモードであることには変わりありませんが、どうにかこの先、生き残れるよう、精進いたします。
随所が粗々なんですけど、勢いを感じました。主人公の「モブ」と敵の「テンプレ主人公」による戦いかと思ったら、モブが「悪役」へと変貌するのが面白かったです。変貌の過程があっさりしていたので、もっと丁寧に書いて欲しかったです。あとは、ヒロインの活躍の場が少なかったのが悔やまれます。彼女を活躍させると、全部勝っちゃうんですけどね(笑)。
夏休みも終わる頃。僕は、学校の夜のプールで水中放尿を愛する変態幽霊(♀)に取り憑かれてしまった。成仏させるには、幽霊をひき逃げした犯人を捜さないといけないんだけど──なぜか僕は夜のプールのど真ん中にいた。「も、もう出ちゃいましゅ……」「ちょ、ちょっ、タンマ! 今プールから出るから! って、なんか水があったかい……」Q.コレは何ですか? A.女の子のおしっこです。それは僕と彼女が過ごすちょっと不思議なひと夏の放尿ミステリー!
はじめまして、相上おかきです。まず、選考に関わられた皆様に深く御礼申し上げます。身に余る評価を頂き感動で身が震えると共に、この作品が家族にバレたら人生終わると、ガクブルな日々を過ごしております。受賞作の『アレなタイトル』からも分かる通り、私は攻めの姿勢を忘れない創作を心がけています。そして読者の皆様から「面白い」を頂けるよう創作の限界と可能性を模索する『挑戦者(チャレンジャー)』であり続けたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします!
核弾頭ですね! 一応ストーリーを追うことはできてるのですが、文章はちぐはぐで、淡々としている部分もあれば、説明箇所だけで密度が一気に上がったりもしています。ただ、キャラクターが変態しか出てこないのは、ある意味英断だったと思います。尖った才能が見え隠れするんですけど、これを才能と称するか、狂気と呼ぶかは、読んだ人次第かと思います(笑)。
【プロフィール】
第17回ファンタジア大賞佳作受賞作「マテリアルゴースト」でデビュー。第2作「生徒会の一存」シリーズは累計600万部突破の大ヒット。現在は「ゲーマーズ!」を展開中。最新刊は「ゲーマーズ! 5」が大好評発売中
今回は尖った「すごく面白い!」というのがやや弱かったように思います。ただ、基本の部分がしっかりとしていて、全体的にアベレージが高く、面白かった作品が多かったです。また、「女の子のおしっこは好きですか?[YES/NO]」、「だから少年は彼女を消すことにした」など、新しいものを読むこともできたのでありがたかったですね。今後の投稿作品にもやはり、その作者さんなりの「これが好き!」「これが得意!」といった「らしさ」を存分に込めて頂けると、幸いです。
【プロフィール】
第17回ファンタジア大賞特別賞受賞作「電蜂 DENPACHI」でデビュー。緻密な設定と熱い展開の描写には定評があり、第3作「ハイスクールD×D」で大ブレイク。TVアニメは第3期まで放送され、最新刊「ハイスクールD×D 22」が大好評発売中
今回は少し辛口になっちゃいました(笑)。というのも、作家になるということは、ひとつの人生が変わることなので、少し難しく付けるべきと思い、こうなりました。しかし、面白い作品は勿論面白かったですし、「これが俺の最強ロード」など、皆さんが書きたいものを書いているな、といった印象です。その中で今回はSF青春ものや突飛なコメディものが受賞しました。応募者の方々へ、流行のジャンルにとらわれず自由な発想で送ってきてください。面白ければ私たちが拾い上げます!
【プロフィール】
第20回ファンタジア大賞準入選受賞作「蒼穹のカルマ」でデビュー。第2作「デート・ア・ライブ」は、コミカライズ、TVアニメ、映画化とスマッシュヒットとなる。現在は「クオリディア・コード」を並行して展開。最新刊「デート・ア・ライブ 15」は9月17日発売
非常にバリエーションが豊かな回でした。ファンタジー、バトル、ラブコメ、青春もの、よくわからないもの(笑)と、色々な作品が読めて楽しかったです。個人的には「だから少年は彼女を消すことにした」と「これが俺の最強ロード」は、もう一つ上の賞でもよかったと思います。次はついに第30回。選考委員が嫉妬してしまうようなパワーがある作品をお待ちしています。ちなみに僕は、予想もつかないストーリーにも、流麗な文章にも、魅力的なキャラクターにも嫉妬できる男なので、好きなもので殴りかかってきてください。
今回の受賞作はどれも書き手の個性が前面に出た作品が多く、嬉しく感じました。流行を追いかける必要がないとは言いませんが、それよりも「自分の好きなこと、書きたいこと」を突き詰めた作品を編集部は読みたいです。編集部・選考委員は原稿の完成度だけでなく、作品と書き手の「可能性」も選考しています。自分の「好きなこと」を相手も好きと言ってくれるのは、とても気持ちよいものです。読み手を楽しませることは忘れずに、気負わず自分をさらけだした作品を送ってください。
たくさんのご応募ありがとうございました!
次回は記念すべき第30回!
皆さんの熱い作品、お待ちしております!!
応募総数539本――。
第29回後期ファンタジア大賞は非常にハイレベルな戦いとなりました。
厳しいバトルを勝ち抜き、入選を果たしたのはこちらの5本です!
前期入選の2作品を加えた、合計7本による最終選考で、
第29回の真のチャンピオンが決定します!
「ゲーム世界への転送きたあああ!!」ある日突然RPG世界へと飛ばされた、ネトゲ大好き高校生・大好真人は歓喜に打ち震えていた。意気揚々と冒険の第一歩を踏み出そうとしたその時――。「……へ?」目の前に佇むのは、お出かけ用のワンピースを着込んだ実母・真々子の姿だった。「マー君、これからお母さんと一緒にたくさん冒険しましょうね」伝説の剣(初期装備で二刀流)を手にした真々子が振るう一太刀は大地を薙ぎ、次なる一太刀は大海を断つ。他方、真人渾身の一閃は鳥さん一羽をやっつけるだけで精いっぱい。「これ何か違うだろ……絶対間違ってるだろ……」お母さん同伴で新たな伝説を刻む、“MMMMMORPG(ママの、ママによる、ママのための、ママと、息子が、大いに仲良くなるためのRPG)”ここに見参!!
T・ユッキツ
死者を蘇らせ、使役する魔法学問・死霊術。聖オルフェ学院に死霊術師の教師として赴任したトラン・スタンピートは、授業初日から窮地に立たされていた。学生の頃から落ちこぼれのトランに、素性を知る誇り高きライ=ムラート家の女子生徒・ピーシアに教師失格と糾弾されたのである。「これが噂に聞く教師いじめってやつか……」。汚名を返上しようにも、自身の召喚した死霊にふりまわされ、彼女に痴漢を働くは、家宝の魔導書まで盗む始末で――「わ、私の大切なものを奪いましたね! この変態!」「お、落ち着け、ライ=ムラート。私はこの魔導書の世界魔法を死霊術によって復元できるぞ」魔導書を取り返しに来た彼女へトランが苦し紛れに放った一言は、世界を揺るがす大事件の幕開けであった。
拳闘士に憧れる少年リュディガは、職業選択の『宣託』でなぜか清き乙女しか選ばれることのない『神獣使い(サマナー)』に選ばれてしまった!! 不満に思いつつも、さっそく大冒険の旅へ! と、神獣を呼び出してみると――「あら、素敵。その翡翠色の瞳、まるで活きの良いワカメみたいで本当に素敵よ」「男の人なんて初めてだぁ。ごつごつした腕の筋肉が、すごく好みだよぉ」「……最高にクール」召喚された神獣たちは、物珍しい男『神獣使い』に興味津々で!? とりあえず使役しようと、慣れない笛を吹いてみるのだが――「さすが、ご主人ね」可愛い女の子に変身しちゃって!? 拳闘士になりたい少年とケモノっ娘たちのいちゃらぶ冒険譚!!
高二の夏休みが明けた最初の登校日。篠山マサキは、見知らぬ少女が教室で会話する姿に目を留める。「誰だあれ、転入生か?」「はぁ? 一緒に入学した同級生だろ」誰に尋ねようとも、同じ回答が繰り返される。この教室、この学校では、成績優秀・品行方正な“彼女”の存在を、マサキ以外の全員が当然のように受け入れていた。自分だけが記憶を持たない“風間ハルカ”を調べ始めたマサキは、ひょんなことから、ハルカがどぎつい本性を隠した猫被り女だと知ってしまう。「ちょっと質問があるんだが」「どうぞ、そこの豚野郎さん」「………」全てのきっかけは、ポストに投函した8年前の葉書――。出会うはずの無かった “少年”と“彼女”の邂逅が、二人の日常を変え始める。
「さっきチョロッと出たのぉ……まだ我慢しててぇ、んんゅ」夏休みも、そろそろ終わる頃。僕は、学校の夜のプールで水中放尿を愛する変態幽霊(♀)に取り憑かれてしまった。成仏させるには、幽霊をひき逃げした犯人を探さないといけないんだけど――「なんで、一日一回おまえの放尿に付き合わなきゃいけないんだ……」僕は夜のプールのど真ん中にいた。「も、もう出ちゃいましゅ……」「ちょ、ちょっ、タンマ! 今プールから出るから!」「時の流れは万物平等で止まることのない「ンな、ラノベみたいなセリフは――って、なんか水があったかい……」Q.コレは何ですか? A.女の子のおしっこです。それは僕と彼女が過ごすちょっと不思議なひと夏の放尿ミステリー!
この後は、前期にて入選を決めた「これが俺の最強ロード 〜彼女とジジイが導いてくれるようです〜」(下等妙人)、「伏せ札オープンばりに前髪オープン」(凪木エコ)の2作品を加えた全7本による最終選考が待っています!
選考委員を務めるのは、ファンタジアが誇る超豪華作家陣。葵せきな・石踏一榮・橘公司の三名と、ファンタジア文庫編集長が入選作品を丹念に読み込み、第29回の受賞作が選出されます!
そして一次選考を通過された皆様へは、マイページにて10段階の評価シートを送付しました。
評価シートを参考に「強み」と「改善点」をチェックし、次世代の頂点を目指しリベンジしてみましょう!
第30回前期は2016年8月31日締切!
編集部一同、皆さんのご応募を楽しみにお待ちしております!
お待たせしました!
第29回後期ファンタジア大賞、三次選考が終了致しました。
選考委員も頭を悩ませた力作揃いの大激戦……。
四次選考へ進出するのは、いつもより多めの10作品です!!
一体どの作品が頂点を掴むのでしょうか。
まだまだ目が離せません!
この中から、葵せきな、石踏一榮、橘公司、ファンタジア文庫編集長による
最終選考会に進出する「入選作」が決定します。
発表は、7月20日ごろ、ドラゴンマガジン及び当ページにて行います。
第30回前期ファンタジア大賞の応募もお待ちしております!
ファンタジア大賞を引き続きよろしくお願いします。
お待たせしました!
第29回後期ファンタジア大賞もいよいよ終盤戦。
今回は「チート・ハーレム」や「経営・内政モノ」など、時代の流行を汲んだ作品から、「王道ファンタジー」「学園ラブコメ」の定番ジャンルも健在し、いつも以上に作品の幅を感じる選考でした。
応募総数539本の中から、勝ち抜いてきたのは、この36本。
次の三次選考を突破するのはどの作品となるのでしょうか!!
三次選考結果は、2016年6月20日ごろの発表予定です!
引き続きファンタジア大賞をよろしくお願いします!
お待たせしました!
第29回後期ファンタジア大賞の一次選考が終了しましたので、
一次突破タイトルをお知らせいたします。
第29回後期の一次突破タイトルはご覧の112本です!
こちらの作品は、全審査終了後に10段階評価表をバックしますので、
楽しみにしていてくださいね。
二次通過作品の発表は5月下旬予定です。
引き続き、よろしくお願いします!
応募総数692本。四次選考を突破した入選作は、
熱血バトル、青春ラブコメと対照的な2作品になりました!!
タイトルからすでに異彩を放つこの2作品、ぜひご覧ください。
「えっ? いやだって、俺主人公だよ?」
自分が主人公であることを疑わない少年、ルークは、スポーツの名門校に進学し、世界中が熱狂する格闘スポーツ、『スピリットクラッシュ』に入部した。その中で彼は瞬く間にテッペンを取り、今日も学校に登校すれば、ツンデレの同級生や女神のごとき生徒会長、物語のメインヒロインめいた女たちが押し寄せて――こなかった。物語の主人公は、ルークではなく、同じクラスのスポーツ万能のイケメン。それどころか、その他大勢と見下していた生徒にもボコボコにされ、彼はその他大勢どころか学校の底辺。しかし絶望に暮れるルークが出会ったのは、『スピリットクラッシュ』最強の少女とその祖父、クロガネ一門で――「俺を……弟子にしてください……ッ」「うん、キミなら「ワシの孫に色目使ってんじゃねぇぇぞクソガキぃぃぃぃ!!」こうして、彼の最強ロードが始まった? 最速最強、彼女とジジイに導かれる凶気のバトルファンタジー!!
突然だけど、俺、桃山太郎が所属するサブカルチャー研究部・通称オルタナティ部(何をする部活かは聞かないでほしい)は廃部の危機に瀕していた。廃部回避には、何よりも実績。それには次の文化祭ステージに立ってくれる、学園のスーパーアイドルの存在が必要で――「キミをプロデュースさせてくれ……ッ」金髪ハーフで帰国子女、さらにはオッドアイという姫要素満載の同級生サリュ=ニコルソンを前に、俺は、劇的な告白をした。彼女ならやってくれる。そう信じて――「目立つくらいなら舌を噛んで死んだほうがマシですぅ……!」「そこをなんとか皆の姫に!」「で、でもでも……サリュは、タロ様の姫だけで十ぶ――」「大丈夫だ! 1か月後にはお前のパンツをプレミア付くようにしてやるから安心してくれ!」「そういう問題じゃないですよぉ!?」ってことで、すべてはサリュのパンツ(頑張り)にかかってます。
入選作決定により、賞金10万円が支払われます。
そして今期も半年後の後期入選作と合わせ最終選考会に進出し、
大賞や金賞に輝けば、さらに賞金がランクアップ!
第29回後期はことし2月末といよいよ締め切り間近、
最後の1か月、全力を尽くしてご応募ください!
お待たせしました!
第29回前期ファンタジア大賞、激戦を勝ち抜き、
三次選考を突破した作品はこの7本となりました!
前期の覇者として選ばれる作品はどのタイトルとなるのでしょうか!!
この中から、葵せきな、石踏一榮、橘公司、ファンタジア文庫編集長による
最終選考会に進出する「入選作」が決定します。
発表は、1月20日ごろ、ドラゴンマガジン及び当ページにて行います。
第29回後期ファンタジア大賞の応募もお待ちしております!
ファンタジア大賞を引き続きよろしくお願いします。
お待たせしました!
第29回前期ファンタジア大賞もいよいよ中盤戦。
『学園バトル』,『ラブコメ』,『異世界モノ』,『王道ファンタジー』
などなど……いろんなジャンルから二次選考を通過した作品は
以下の36本です!!
この中から、大賞は出るのでしょうか!
三次選考結果は、2015年12月20日ごろの発表予定です!
引き続きファンタジア大賞をよろしくお願いします!
お待たせしました!
第29回前期ファンタジア大賞の一次選考が終了しましたので、
一次突破タイトルをお知らせいたします。
第29回前期の一次突破タイトルはご覧の117本です!
こちらの作品は、全審査終了後に10段階評価表をバックしますので、
楽しみにしていてくださいね。
二次通過作品の発表は11月下旬予定です。
引き続き、よろしくお願いします!