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初の完全オンライン投稿&選考となった第24回後期。
応募総数910本の中から、金賞1本、ラノベ文芸賞1本、銀賞2本(片方は読者賞とW受賞)が決定しました!
激戦を勝ち残った作品はこちら!
やる気のない空戦魔導師・カナタは、左遷の願いが叶い、問題児揃いの小隊で教官を務めることに。熱意はあるが歯車のかみ合わない未熟な美少女候補生3人相手にテキトーな指導を始めたが!?
初めまして、諸星遊星といいます。現実という化け物から逃避し続けた結果、10年以上お世話になっているファンタジア文庫さんから受賞の連絡を頂きました。私のようなちんちくりんに懇切丁寧な対応、恐悦至極です。作者として作品を世に送り出すからには、読者の皆さんのことをまず第一に考え、より優れた面白さを求め続けることが大事だと考えています。若輩者ですが、何卒よろしくお願いします。
世界観が魅力的で、いろいろなビジュアルが浮かぶ作品でした。「おちこぼれ生徒たちのところにおちこぼれの主人公がきて活躍する」という話型がしっかりしており、安心して読めました。キャラがこなれていない部分はありますが、ヒネた主人公の再起や教え子たちとの関係性など、きちんとエンタテインメントしていたと思います。
今回一番よくできていた作品です。その分、展開の遅さなどのあらが見え、もったいないなぁと感じました。もっとイージーに盛り上げられる原稿でしたね。「教官の葛藤」と生徒の話、どちらかに寄せたほうがいいと思います。話の「ブロック分け」ができる人ですから、話のギアがかみ合うよう改稿し直せば、ぐっとよくなると思います。
教官役になる主人公の掘り下げがしっかりしており、編集部でも一番評価の高い作品でした。世界観もよく、ファンタジア文庫の読者とのマッチングが良さそうです。女の子たちとの恋愛要素が薄いですし、派手さにかけるきらいはありますが、高い筆力を感じます。将来性に期待できる人材ですね。プロとして書ける人だと思いました。
・まずつかみ良し。大好き。読み終えたら、本を閉じ「あー面白かったな」とひと言だけ言いたくなるような作品でした(23歳・男)
・主人公が同い年齢の少女たちを指導するというのが斬新(16歳・男)
・ただの“やれやれ主人公”とは違う。全員落ちこぼれだからできることがあるんだと思ったら、少しグッときた(19歳・女)
新見真哉は幼い頃の交通事故で自らの異能力に気づく。そんな彼は、バイト先のなんでも屋〈まるなげ堂〉――裏の仕事を丸ごと請け負って解決する掃除屋――で出会った猟奇殺人事件を皮切りにとてつもない悪意に巻き込まれていく。宿命を背負った男の秘めたる思い。彼に未来はあるのか――。空前絶後のバトルアクション・サスペンス!
もしこういうコメントを求められる機会があったら、全力の悪ふざけ発言で物議をかもしてみようと前々から企んでいたものの、いざとなると受賞の喜びと私の作品を選んでくれた方々への感謝の気持ちしか出てこない辺りに、自分の常識人ぶりをしみじみと感じます。新設された「ラノベ文芸賞」の受賞者第一号、という責任重大な立場への緊張感はかなりのものですが、とにかく自分が面白いと思う物語を書き続けて、読者の皆様にも面白いと言ってもらえるように頑張りますので、今後ともよろしくお願いします。
ライトノベルでは難しく、とりたてて目新しい題材ではないが、ひじょうにうまく工夫して同時代性、新鮮味を出している。とくに評価できる点は、リーダビリティが高く、ページをめくらせる強い力であった。プロットもよく練られており、起承転結、全体を通して物語に破綻はない。登場キャラクターが多いにもかかわらず、書き分けの処理がうまく、それぞれ魅力あるキャラクターに仕上げている。刊行に際しては、裏設定をさらにわかりやすく物語に落とし込むことと、もう一段読者の裏をかくことも考慮に入れたい。
「勇者」になりたい一念で、人を喰らう異形《蜉蝣》に悩まされる異世界への扉を開けた熱血高校生・諫斗。だがその世界では、《蜉蝣》と戦えるのは「機鎧霊装」をまとえる女性のみだった。女尊男卑社会で見下されながらも、自分が《蜉蝣》を倒すことを宣言する諫斗だが!?
まずこのような誉れある賞に選んでくださったこと、そしてお忙しい中、拙作を読んでくださった選考委員のあざの耕平先生、同じく選考委員の鏡貴也先生、編集部の皆様、読者モニターの皆様に、厚く御礼を申し上げます。
この作品は〝異世界の勇者〟に憧れる少年が、自ら女尊男卑の世界へと赴き、そこで切磋琢磨するお話です。
一人でも多くの方に楽しんで頂けるよう、全力で頑張りますので、皆様何卒よろしくお願いいたします!
バカで強い主人公がいいですね。このバカバカしさはなかなか作ろうと思って作れるものではないです。設定のよさ、ポテンシャルは随一でした。その「バカバカしさ」が読みどころなんですが、無駄に主人公が悩むなど展開が不十分で惜しかったです。
・感動するところも、熱くなるところもあった(16歳・男)
・勇者の「皆を守りたい」という熱い気持ちに鳥肌が立ちました(17歳・男)
・自分の好みにド直球! ファンタジアといえばこういう作品(17歳・男)
・まっすぐな主人公が気持ちいい(22歳・男)
魔術学科で成績最下位の高校生・玖式は、「学園最強の魔術師」と称えられる少女・瑠璃佳から同じ班になるよう要請される。幼馴染みだが疎遠だった瑠璃佳の誘いに戸惑う玖式だが、瑠璃佳は式神使いの霊能者や試験に無関係な一般人などおかしなメンツばかりを集めてきて!?
今回、銀賞を頂いた来生直紀と申します。
まず選考に携わって頂いたすべての方々に最上級の御礼を申し上げます。
高校生の頃、初めて読んだあるライトノベルの主人公に心の底から痺れ、以来その影を追って作品を書いてきたように思います。
今作はそんな熱と自分なりの「好き」を盛り沢山にしてぶつけ、王道でヒロイックな物語を目指した作品です。
これがまただれかにとっての「好き」となることがあれば、これ以上なく幸いです。
なんでもありの世界観でおちこぼれが頑張る話。作者が描きたいのは人間関係だと思いますが、異能バトルが必須の筋書きなので、そこがブレてしまいましたね。でも、本人がやりたいことが伝わってきて好感が持てました。自分も結構好きですね。
キャラの作りや設定など今のライトノベルをよく研究して書いている人だと思いました。読みやすくまとまっており、まだ「この作品ならでは」という際だったところまでは辿り着いていないのですが、現代的なセンスと伸びしろを感じる作品です。
ご応募ありがとうございました!
いよいよ大詰め! 最終選考進出作品紹介
惜しくも進出ならず 四次選考作品です。
いよいよ佳境の第24回後期ファンタジア大賞!
第24回後期ファンタジア大賞、ついに最終選考会進出作品が決定しました!
この4本の中から、選考委員、あざの耕平&鏡貴也に見いだされる作品はいったいどれなのか? 最終選考会に先立ち、読者モニターの方には、最終選考作品をいち早く読んでいただき、その意見を参考に読者賞を決定します。また、ラノベ文芸賞候補作品も決定しました。上記の3作品の中から、編集部がラノベ文芸賞受賞作を選出します。
選考に残らなかった4次突破作品も、おのおの光るものがあり、選考会では熱い議論が重ねられました。大賞発表後、マイページにアップされる(9月下旬〜末予定)評価表を参考に、より良い作品を書いてくださいね。
続報はファンタジア大賞WEBサイトにて、ご確認くださいませ!
後期選考は三次突破作品までが決定!
37本の精鋭作品たちは、こちらだ!
いよいよ第24回後期ファンタジア大賞の選考もクライマックス。
この37本から、はたしてどの作品が最終選考に駒を進めるのか――?
7月20日発売のドラゴンマガジン9月号では、ファンタジア大賞&ラノベ文芸賞の最終選考会進出作品まで紹介しますよ!
後期選考委員はあざの耕平&鏡貴也。読者賞はドラゴンマガジン7月号で募集した読者モニターの意見をもとに決定します。
第24回後期の受賞作は、こちらのページ&ドラゴンマガジン11月号(9月20日発売)にて発表です。第25回前期も締め切り間近(8月31日まで)。
これからもファンタジア大賞WEBサイトにご注目ください!
第24回前期は大賞+読者賞W受賞作が決定!
後期選考も着々進行中。これが二次突破作。
二次通過作品は86本!読者モニターも再び募集中
910本の応募作の中から、今回一次通過した作品は223本!
ここに載った人へは評価表をバックします!
お待たせしました! 1月末に締め切った第24回ファンタジア大賞後期(選考委員:あざの耕平&鏡貴也)の第一次選考が終了しました! この突破223タイトルはすでに第二次選考に突入。できれば次号、二次突破作を紹介しちゃいます。ひとりで何作も応募してくれてるのになかなか通らない人(ごめんなさい)は、何か理由があるはずなので、投稿前に友達に読んでもらってみることをお勧めしますよ!